理事長メッセージ|社会福祉法人 県央福祉会

理事長メッセージ

 

2020年、県央福祉会 理事長・佐瀬より年頭所感

2020年01月

2020年、年頭所感
心を合わせて「誰もが一人の人間として尊重され、その人生は肯定される社会」をめざします

謹んで新年のお喜びを申し上げます。
2019年を振り返りますと、まずラグビー日本代表チームには元気をもらいました。
彼らの雄姿は世界中の人々に勇気と感動をもたらしました。「ONE TEAM」をスローガンに、チームメンバーのみならず日本中の人々の心を一つに合わせ、ワールドカップで初のベスト8進出という歴史的快進撃を見せてくれました。

一方で、生きるべき人々が命を奪われ人生を失う、痛ましい出来事がたくさんある年でした。
日本国内において、台風19号をはじめとするさまざまな災害が発生し、多くの被害をもたらしました。被害により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申しあげるとともに、被災された皆さまに衷心よりお見舞い申しあげます。
また、親御さんの虐待によって子どもの命が奪われるという、嘆かわしい事件が多発しました。
12月には、パキスタン・アフガニスタンで長年にわたり医療施設拡充や灌漑(かんがい)事業に尽力し続けている中村(なかむら)哲(てつ)医師が銃弾に襲われ、その尊い命を奪われました。
 
命の一つ一つが、この世界中で最も尊く、決して脅かされてはならないものです。世界中の人々が心を一つに合わせ、命の尊さ、人生の大切さについて、改めて認識を深める時が来たのではないでしょうか。

県央福祉会は、子どもの生活相談室発足から45年目を迎えました。
専門性を存分に発揮し、当事者の声をしっかり聞き、当事者主体の支援を続け、神奈川県内に130以上の事業所を持ち3、000名以上の利用者さんを抱える大きな法人へと成長しました。社会福祉法人としての使命である社会貢献活動や国際貢献活動も続けてきました。
私たちの事業には、利用者さんやご家族・地域社会・行政機関から、大きな期待が寄せられています。

大きな組織になるとどうしても、各職員の主体的な発言や取り組みが減少するとともに、他責の文化が横行し、チームワークやコミュニケーション不足の組織へと変貌してしまいがちです。
今こそ、ラグビー日本代表を見倣い、全職員が「ONE TEAM」になる時です。
そのためにも、職員一人ひとりが、保育・療育・支援・介護・相談・医療といった、それぞれの専門性を向上できるよう、バックアップ体制を強化します。また、今年は職員の給与体系及び福利厚生をパワーアップします。

いよいよオリンピックイヤーです。1964年(昭和39年)、当時日本は高度経済成長の真っただ中にあり、東京オリンピックの開催によって世界中に日本の力を誇示しました。あれから55年、さて、日本は世界に向けて何を発信するのでしょうか!今から楽しみです。 
オリンピックのコンセプトの一つである「多様性と調和」、また「おもてなし」は私たちにとっては当然の概念です。今年も変わることなく、心を合わせて、「誰もが一人の人間として尊重され、その人生は肯定される社会」をめざすことをお誓い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

2020年 元旦  社会福祉法人 県央福祉会
理事長 佐瀬 睦夫

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