社会福祉法人 パステルファームワーキングセンターは、1994年4月、知的障がいのある方の働く場として定員30名でスタートしました。
現在は、相談支援事業もおこない、障がいのある方のサービス計画を作成しています。
施設開所の目的は、「障がいのある方の地域生活を働くことを中心に創り支えていく事」で、24年たった今も方針は全く変わっていません。
パステルファームに通う一人一人の方が「働く事で自信を持ち、自分らしく地域で暮らす」ことを目的として活動してきた結果、59人通っていらっしゃる方のうち、32人の方がホームで暮らし始め、そのほかの方も体験型のショートステイや、ガイドヘルパー、ホームヘルパーさんの力を借りて自分らしく暮らす準備や、経験を沢山積んでいらっしゃいます。
また、活動の中心となる働く場面は、自主製品、自主販売を基本としており、クッキーやお煎餅、ジャムや芋ケンピを製造し、三井住友火災海上様や東芝様、相模原市内のお店等20社以上の協力を戴き、自分達で販売会や営業活動を行ない販売しています。そのほか、大和のイオン様から受注を戴き季節ごとのお花の植え替えや除草作業の仕事を園芸のグループがしています。
余暇活動も取り入れ、楽しむためにボランティアのスイムスイミングの方の水泳指導、土曜日の外出プログラムなどを実施しています。
「自分を大事だと思うことのできる人生」を地域で送って欲しい。パステルファームはそんな願いを込めて一人一人の方の夢や希望を形にしていけるような活動を、障がいのある方と一緒に今後も展開していきます。 |